木のある空間の効用とは?

木を使った空間つくりをしていると事務所や工房への来客時に

木の香りって落ち着くよね! とか

木の肌触りが気持ちいい! と言ってもらえる事が多いです。

 

では、本当にそんな効用があるの?ってことで実際のところをご紹介!

木の香りが与える効用

森林浴をすると癒されるといわれますが、これはフィトンチッドというリラックス効果がある成分が木から発散されているからです。

木材にもこのフィトンチッドの成分が含まれ、森林浴と同じように自律神経を安定させる効果がある事が立証されています。

特に桧や杉・松は発散量が多いことがわかっています。

また木の芳香自体にも気分を落ち着かせる効能があるといわれており、木のある部屋で寝ると疲れが早くとれるといわれています。

檜風呂が良いと言われるのもこの辺りが影響してそうです。

 

木の触り心地が与える効用

木の香りと同様に、木材の触り心地には副交感神経の活動が亢進し、リラックス効果があることが分かっています。

これは手触りだけでなく、足触りでも同様の効果があり、ストレス時に高まる交感神経活動を抑制する効果もあります。

 

木の調湿性能

建物の内装に木材を使用した時と日本では一般的な壁紙(ビニールクロス)で数日比較すると

ビニールクロスを使用した部屋が25~75%の間を変化するのに対して

木材を使用した部屋は50%前後でほぼ一定の値になります。

これは快適に過ごせるだけでなく、空中に浮遊する細菌の繁殖を抑える効果もあり、

湿度が20%や80%の部屋では数時間以上にわたり細菌が生存するのに対し、

50%では数十分で死滅することが確認されています。

 

木の健康効果

木材には大気中の汚染物質を吸着する効用があり、二酸化窒素やシックハウスの原因物質ホルムアルデヒドを吸着することが確認されている。

特に杉材はブナ材の5倍、桧材の6倍の吸着量があると事が確認されている。

また湿度が50%前後で一定に保たれるため、高温多湿で繁殖するカビを抑制することで、アトピー性皮膚炎の原因の1つであるダニの繁殖を抑えることができる。

 

杉のがん細胞の抑制

最近の研究成果では、脳腫瘍細胞を43度で2時間加熱する時に、杉の香り成分を与えるとほとんど増えないという結果がでおり、

杉の香り成分ががん細胞の増殖を防ぐ可能性にも期待できそうです。

※この記事は2019年6月15日の朝日新聞4面より引用

 

杉材の条件による成分の違い

同じ杉材でも天然乾燥させたものは人工乾燥させた木材の約2倍以上香り成分の量が多いことが確認されている。

また切り株面(小口)面の方が木目のわかる面(板面)より多く、

木の中央部(心材)の方が周辺部(辺材)より多い。

 

まとめ

□リラックス効果

□調湿効果

□大気汚染物質の吸着効果

□健康効果

□がん細胞の抑制効果(検証中)

 

という感じで、木材を使用することでリラックスできる落ち着いた生活が出来るようです。

 

新築・中古リフォームなどをお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

 

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